IT化、電子化が進んでいる今、SNS慣れしていない世代の方々がどのようにしたら損をすることなく生きていけるのかとよく考えます。
私の母は50代半ばですが、電子機器には疎く、スマホやSNSはやっと一人である程度の機能が安心して使えるようになってきたかなという印象です。60代前半の父に関しては、WEB検索がやっとで、ショートメールなんかは謎の絵文字がふんだんに使われた、典型的なオジサン構文よりもわかりにくい文章となっています。
いつも解読に苦悩しており、すんなりと読めた日にはまるで長年の謎が解明できたのか!?というくらい喜びます……。
今回はそんな両親の、マイナポイント申請をめぐるお話……。
マイナポイントは本当にお得なのか問題
いや、お得なんだと思う。思うけど…
電子機器に弱い両親は、マイナンバーカード用のスマホで撮った写真が申請を通ることができなかったため、わざわざ写真屋で撮影したそうです……。うそだろ( ;∀;)
かかった費用を考えると、絶対にマイナポイントを獲得したい…。じゃなきゃお得どころか赤字だぞ…!
そもそも、私もあまりパソコン系は得意な方ではなく、調べながら自分のマイナポイントを取得したっていうのに。負担感が大きすぎる( ;∀;)
そして時間に余裕ができた今、やっと重い腰を上げて両親のマイナポイント取得に動いたのです。
両親はandroid、私はiPhone。
これもまた操作が違うことから、いつまで経ってもマイナポイントの申請を渋っていた要因の一つでした。
もうとにかくPCで方法を検索しながら自分のスマホと母のスマホを駆使して画面を行ったり来たり……
これは自分自身にもよく言い聞かせているし、母にもよく伝えるのですが
とにかくやる
とにかく調べる!!
もう本当これに尽きると思います。
やれこのIDはなんだ、パスワードはどこだ、電子マネーはなにを使うんだ、大騒ぎしながらなんとか設定を終わらせました。
電子機器に抵抗ない人、慣れている人はすんなり終わらせられるんだと思う。
ただ、スマホを使い慣れていない親世代はかなり難しく感じた様で、これを国民全体に取得を進めていくのはもっと他の方法も考えなくてはいけないのでは……?と感じてしまった。
(スマホでマイナンバーを読み取る動作とか、タッチするだけで読み取れるというのが母はわからなかったらしい)
母へキャッシュレス決済を勧める
私自身、キャッシュレス決済に移行したのがここ数年の話なのであまり偉そうに話はできないのですが、今回のことを機に母にもキャッシュレス決済の移行を勧めました。
クレジットカードも持っているのにずっと現金を使用していたのですが、マイナポイントの件でキャッシュレス移行の決心が着いた様です。
- 現金をATMで下ろす手間が省けること
- 決済ごとにポイント付与があり、現金よりもお得であること
- 不必要に現金を持ち歩く必要がないこと
繰り返し繰り返し伝え、やっと行動に移してもらえました。
いきなり全てを教え込むのは難しいと判断したので、一通りの設定は私の方で済ませ、最低限の使い方を伝授し、実際に使うところまで付き添う……
ここまでやる必要あるのか!?(;´∀`)って感じだけど、やはりレジ前ではてんぱっていたので付き添ってよかったです。その後はひとまず問題なく使えているようです。
今回、クレジットカードと電子マネーを統一し、その他のクレジットカードを母と相談の上、解約することにしました。
よく行く店でもない、持っていても特にメリットのないカードをそのまま持ち続けていたので残っているポイントを確認すると数千円分のポイントが残っていました(;´∀`)
これもポイント変換手続きをして、ポイントを使い切ったら解約するように伝えて。
ポイント、便利なように見えて使い忘れてそのまま期限切れしちゃう人もいるから本当に気を付けないとなと思います。特に両親は定期的に声をかけて損しないようにしてあげたい。
電子機器が苦手でも、時代の波に乗り遅れてはいけない
職場でも、自分と大して世代が変わらない人がよく「機械苦手だから~…」と全ての電子機器操作を周りに頼り切っている人を一定数見てきました。
私もすごく苦手だったから、本当によくわかる……!
わかるんだけれども!!
やっぱり、自分でやらない人はうまくなることは絶対にないです。
事実、数年間その人のそばで仕事を見ていましたが、機械系の操作は一向にうまくならず、周りの負担が大きくなっていました。
苦手だけど、これからはITスキルは何の職業でも必須のスキルです。
私も時代の波にせめて取り残されないように、なんとかついて行かないとなぁと思う今日この頃。
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